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あなたの家は築何年?:断熱・気密編
家のトラブルはさまざま
ここでは、いままで宮下さんが見てきた
特徴的な住宅のトラブルを部位ごとにご紹介します。
床:床下結露
[1]は基礎部分に防湿シートが張られていなかった、築2~3年ほどのお宅です。地面からの湿度で基礎部分がかなり結露していました。
[2]と[3]は築28年のお宅です。長い時間、湿気が溜まり続けると、結局は大きな木下地さえも腐食させてしまい、改修工事はかなり大掛かりになってしまいます。
住んでいる方が毎年きちんと床下もチェックしていれば、ここまでのことにはならなかったと思います。
[1]: 床下点検口から基礎の内部をのぞいてみると、いたるところに水滴がいっぱいついています。
[2]: 床下に湿気が溜まり、大引(おおびき)などの木下地が腐食してボロボロになってしまいました。
[3]: 傷んだ大引を交換するために、外に出したときの断面です。腐食が木材の内部にまで進んでしまうと、どんなにボロボロになるのかがわかっていただけるでしょう。
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