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工夫した動線で、ゆるやかに隔てる3通りに分けた階段が、
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主なリフォームポイント
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娘さんの結婚を機に同居を決めたNさん。80坪を超える広い住まいは、亡くなったご主人が28年前にこだわって建てたもの。その思い出を残しつつ、娘さんご夫妻との暮らしを快適にするため、リフォームを行いました。 1階はNさんの居住スペース。基本的な間取りはそのままで、床の段差をなくし、引き戸を多用するなど、バリアフリー化をメインに工事がなされました。寝室となる中2階の部屋には和室からの専用階段を造作。親子といえど、互いに気を遣わず暮らしたいというNさんの配慮です。 |
↑リフォーム前のキッチン ←1階のキッチンはIHヒーターを採用した最新型に変更。 |
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ホールの階段を上がると開放的なLDKが広がる娘さんご夫妻のスペース。化粧梁や付け柱を用いて、落ち着いた和モダンな雰囲気を醸し出しています。中3階の洋室は、別に暮らす息子さんの帰省用とし、2階の居住スペースを通らなくて良いように直通の階段を設けました。「いくら仲が良くても親・姉弟で生活パターンが違うのは当たり前。プライベートを大事にしながら一緒に暮らせる空間がほしかったんです」とNさん。 |
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↑Nさんの寝室(中2階)。奧に見えるのは洋室(中3階)への直通階段。 ←リフォーム前の寝室(中2階) |
担当したAI建築の江崎社長は「異なる生活パターンを持つ家族が互いに快適に暮らすのは簡単ではありません。Nさん宅では広さを生かして動線を工夫。快適性を実現できました」。 |
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↑リフォーム前の寝室(2階) ←娘さんご夫妻の寝室。雰囲気のあるブラケットライトはリフォーム前から使っていた思い出の品。 |
リフォーム後1F
2F
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■岩見沢市・Nさん宅
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