住宅雑誌Replan(リプラン)北海道・東北のリフォーム事例紹介｜暮らし上手さん125　リファインすながわ〈（株）笹木産業〉

基礎と柱を残して暖かく全面改修

築27年でも
新築みたいな家で銀婚式

■芦別市・Kさん宅
■設計施工／リファインすながわ〈株式会社　笹木産業〉
■家族構成／夫婦40代
TEL：0125-52-7300
HP：http://www.sasakisangyo.co.jp/
E-mail：ｋ[email protected]

　以前は奥さんのご両親が暮らしていた、築27年の家です。Kさんご家族が住むようになって10年。ずっと寒さを我慢してきました。来春には、離れて暮らす息子さんが大学を卒業し、教育費もひと段落。「そろそろ自分たち夫婦のために、お金を使おうか」と考え、ご夫妻でリファインすながわのリフォームイベントに出かけました。
　銀婚式も間近なので「お祝いに、ちょっとぐらいの贅沢なら」と思っていましたが、いろいろ話をしていくうちに、リフォームでキッチンの位置を変えたり、三角屋根をフラットに変更できることを知り、びっくり。あんなこともこんなこともできるの？と、夢がどんどん広がっていきました。折角なら一度で済ませようと、基礎と柱を残しての全面改修に。黒ずんで全く機能していなかった断熱材も入れ替え、悩みの種だった寒さもこの冬からは大丈夫です。
　「担当の吉井さんが女性だったので、主婦がどんなことを望んでいるのか感覚的にわかるようで、プロならではの素敵な提案もありました。いつも打ち合わせが楽しみでしたね」と奥さん。実は「高いお金を払ってまでやることはない」と、初めは消極的でしたが、途中から快適なわが家をイメージするだけで幸せな気持ちになれたとか。完成した姿に「何だか新築みたいで気持ちもリフレッシュ。将来、孫ができたら喜んで遊びにきてくれるでしょう」と、さらに夢を膨らませていました。

主なリフォームポイント

　 キッチン……以前は家族に背中を向けながら料理を作っていましたが、和室があった場所に移動し、対面式に。あわせて、スペースを広げた水まわりにも近いので、配管移動のコストも抑えられました。

　 リビング……キッチンとオープンにつなげ、広く明るくなったリビング。寝室との仕切り戸を開け放てば、ワンルームのゆとりある空間に。

　寝室……ベッドを置かず、布団の生活なので、昼間はオープンにしてリビングと一体に。半透明の引き戸で仕切ることもできます。水まわりも近く、高齢になっても1階で暮らしが完結できる造り。