老建築・蘇生技術すぐに壊さない、簡単に捨てない
築29年の住まいを断熱・耐震改修
4世代・バリアフリーの家
■江別市・Nさん宅
■設計・施工/武部建設(株)棟梁/渡部佳生
岩見沢事務所 TEL:0126-22-2202
三笠事務所 TEL:01267-2-2312
HP:http://www.tkb2000.co.jp/takebe/
今回の事例は、リプラン北海道 Vol.82に掲載しております。
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安心して暖かく暮らせる住まいの骨格
両親が建てた愛着のある築29年の家だから、リフォームを選択。入院中のお母さんが帰って来たときに快適に暮らせ、また4世代家族が心地よく過ごせるようにと、バリアフリーの住まいに変えたNさんご一家。以前の住まいは、冬寒く、陽射しも入らず暗かったといいます。快適な住まいを目指して、まずリフォームの主体となったのが断熱改修。2階の小屋裏部分を居室にするため屋根をフラットルーフに改造し、屋根の断熱材を既存の100ミリから285ミリに変更したほか、リビングの窓もトリプルガラスのサッシに。外壁部分にも断熱材を付加し、大幅な性能アップを図っています。同時に、従来はリビングだけに暖房器具が置かれた局所暖房でしたが、今回のリフォームでは基礎断熱を施し、床下に蓄熱暖房器を設置。1階部分は床面のガラリから放熱、2階は床下にダクトを設けて暖房の熱を供給するとともに、熱交換型の第1種換気システムを取り入れ、暖房効率も向上させました。
さらに、小屋裏部分を居室としたことにより建物の重量が増えた分、外部構造用合板(OSB板)で構造を補強。家族が安心して暖かく暮らせる住まいの骨格が整えられました。
愛着の家具も活用。想いをつなぐリフォーム
1階の床下に蓄熱暖房器を設置し、室内に放熱する暖房計画により、機器が露出せず、ゆったりとした広さが確保されたリビング空間。1階は和室を含めて仕切り壁を取り払い、光が通る明るい住まいに生まれ変わりました。また、引き戸を採用した介助しやすいトイレや、浴室をはじめ段差のないフラットな床、玄関の折り畳み式ベンチなど、要所でバリアフリーに配慮。4世代が同居するにあたり収納も充実させ、床下にもスペースを確保しています。
「暗く寒かった家を、こんなに明るくしてもらえて大満足です。両親の想い出深い家具も、キッチンやリビングの収納、机などにリフォームして残していただけました。これも武部建設さんの技術力のおかげですね」
やがて迎える「暖かい冬」を楽しみにしているNさんご家族です。
今回の事例は、リプラン北海道 Vol.82に掲載しております。
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■江別市・Nさん宅
■設計・施工/武部建設(株)棟梁/渡部佳生
岩見沢事務所 TEL:0126-22-2202
三笠事務所 TEL:01267-2-2312
HP:http://www.tkb2000.co.jp/takebe/