快適空間をフルリフォームで叶える
木のぬくもりが
織りなす安らぎの住まい
■宮城県名取市 Yさん宅 家族構成/夫婦、子ども1人、母
■設計/由利設計工房 施工/東建設(株)
TEL 022-378-9811
HP:http://www.azumakensetsu.co.jp/
今回の事例は、リプラン東北 Vol.35に掲載しております。
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11種もの無垢材を適所に配した心豊かな暮らしを育む家
新しく建て替えるよりも、愛着のある家に長く住み続けたいとの思いから、フルリフォームを選択したYさん。施工は、自社工場で加工した無垢材を使っての家づくりを得意とする東建設に依頼しました。
まずは建物の骨組みだけを残し、耐震・断熱性能を強化。住宅性能をしっかり高めたうえで、内外装のリフォームに取り掛かりました。建物の内部に使用された木材は何と11種類。リビングの床にはクリ、広縁の床にはカラマツ、玄関框にはイタヤカエデといったように、無垢材がふんだんに用いられています。室内に統一感を与えている建具や収納棚、カウンターなども同社が無垢材で造作したもの。なかでも圧巻なのは、階段の踏み板を支える「ささら桁」に使用された6メートルにもおよぶアカマツです。これほど大きく貴重な木材の調達も、丸太ごと購入し手刻みで加工を行う東建設だからこそ可能と言えるでしょう。
細部に目を移すと、オーナーであるYさんのこだわりも随所に見て取ることができます。障子に張られた柳生和紙、洗面脱衣室のバスマット代わりに埋め込まれた稲井石など、地元の良素材を積極的に採用。照明も室内のテイストに合わせてYさん自身が選びました。
こうしてつくり手と住まい手の二人三脚で生まれ変わったYさん宅。木がもたらす安心感やぬくもりに包まれながらの、本当の意味での心豊かな暮らしを実現したリフォームの成功例です。
時を経るほどに木の味わいが増す住まいです
大きな間取りの変更は階段位置の移動とそれに伴うリビング位置の修正程度ですが、11種類の無垢材を適材適所に用い、細かい造作にまでこだわって、木の香り漂う和の空間に仕上げました。木の質感を裸足で直に感じられるよう、1階には床暖房を取り入れています。無垢材の良いところは、年月が経つほど味わいが増す点。長く住めば住むほど、その心地よさを実感していただけると思います。(東建設 片山大作部長談)
※画像をクリックすると図面が表示されます。
今回の事例は、リプラン東北 Vol.35に掲載しております。
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■宮城県名取市 Yさん宅 家族構成/夫婦、子ども1人、母
■設計/由利設計工房 施工/東建設(株)
TEL 022-378-9811
HP:http://www.azumakensetsu.co.jp/