★オホーツクの概要
北海道の北東部に位置するオホーツク地方。名前のとおり、水産資源の宝庫として名高いオホーツク海に面し、世界遺産で知られる知床があるのもこのエリアです。
その知床国立公園や、美しい湖と火山を有する阿寒国立公園、１月下旬から３月にかけて訪れる流氷など、森と湖と海が織りなす四季折々の自然は人々を魅了しつづけ、年間の観光客の入込み数は800万人〜900万人を推移しています。特に近年は、流氷や冬のスポーツが楽しめる冬型のイベントも各地で行われるようになり、夏だけではなく、冬のオホーツクも注目を浴びています。
さらに、春から秋にかけて次々と咲いていく色鮮やかな花々の観光も徐々に人気が高まっており、豊富な農林資源などを生かした乳製品加工、木工クラフトづくりなどの体験型観光も増えています。
気候は冬期に訪れる厳しい寒さはあるものの、おおむね穏やか。年間平均降水量が比較的少なく、日照時間にも恵まれているのも特徴です。
★北見市
人口およそ12万3,000人というオホーツク圏最大の都市が、北見市です。平成18年３月５日に、北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町が合併し、面積も1427.56㎢と北海道で第１位、全国でも第４位の広さを誇ります。加えて、東西に延びる道路の距離は、なんと110㎞。東京駅から箱根までの距離に相当する細長い地形が特徴です。
合併により４つの地域色が見られ、オホーツクの中心都市でありながら四季折々の鮮やかな自然を有する「北見自治区」、美しく広大な田園で都市近郊型農業が行われている「端野自治区」、国内有数のホタテの産地として知られ、カーリングの盛んな「常呂自治区」 、世界最大級のからくりハト時計と道内屈指の温泉郷・おんねゆ温泉がある「留辺蘂自治区」と、さまざまな魅力にあふれたまちです。
人口およそ12万3,000人というオホーツク圏最大の都市が、北見市です。平成18年３月５日に、北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町が合併し、面積も1427.56㎢と北海道で第１位、全国でも第４位の広さを誇ります。加えて、東西に延びる道路の距離は、なんと110㎞。東京駅から箱根までの距離に相当する細長い地形が特徴です。
合併により４つの地域色が見られ、オホーツクの中心都市でありながら四季折々の鮮やかな自然を有する「北見自治区」、美しく広大な田園で都市近郊型農業が行われている「端野自治区」、国内有数のホタテの産地として知られ、カーリングの盛んな「常呂自治区」 、世界最大級のからくりハト時計と道内屈指の温泉郷・おんねゆ温泉がある「留辺蘂自治区」と、さまざまな魅力にあふれたまちです。
★湧別町
湧別町は北海道の東北部、オホーツク海沿岸部の中央に位置しています。北海道で最大の湖「サロマ湖」が見せる静謐で壮大な景色や、春には街中を華やかに彩るチューリップが、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
地勢は、平地やゆるやかな起伏のある大地がつづき、標高の高い山は内陸部に点在する程度。北見峠を水源とする一級河川・湧別川の下流から河口に位置するため、河川流域の肥沃な土地では畑作が、山間や河口域では乳牛飼育による酪農が盛んで、牧歌的な景色が広がっています。
そんな、湖と海、豊穣な大地に恵まれた湧別町の基幹産業は、酪農・畑作を中心とした農業と、沿岸・養殖を中心とした漁業、豊かな森林資源を活用した林業などの第一次産業。海の幸や野菜・果物、乳製品に牛肉など、あらゆる味覚が楽しめます。
湧別町は北海道の東北部、オホーツク海沿岸部の中央に位置しています。北海道で最大の湖「サロマ湖」が見せる静謐で壮大な景色や、春には街中を華やかに彩るチューリップが、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
地勢は、平地やゆるやかな起伏のある大地がつづき、標高の高い山は内陸部に点在する程度。北見峠を水源とする一級河川・湧別川の下流から河口に位置するため、河川流域の肥沃な土地では畑作が、山間や河口域では乳牛飼育による酪農が盛んで、牧歌的な景色が広がっています。
そんな、湖と海、豊穣な大地に恵まれた湧別町の基幹産業は、酪農・畑作を中心とした農業と、沿岸・養殖を中心とした漁業、豊かな森林資源を活用した林業などの第一次産業。海の幸や野菜・果物、乳製品に牛肉など、あらゆる味覚が楽しめます。
★美幌町
オホーツク管内のほぼ中央部に位置し、女満別空港へは車で10分と交通アクセスに優れた美幌町。中心市街地に商工業、金融、医療、教育、官公庁の出先機関が設置されるとともに、網走川と美幌川の流れに沿って拓かれた美幌原野とその豊かな実りによって栄え、発展してきた、農業を基幹産業とするまちです。
なんと言っても「美幌峠」からの眺めは絶景で、北東に屈斜路湖、その向こうに摩周岳と斜里岳が峰を連ね、南西には大雪連峰をはじめとする大パノラマの眺望が楽しめます。特に日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖は、深い緑色の水面が刻々と色彩を変え、幻想的な世界を映し出してくれます。また、33haの森林公園や博物館、農業館のある「みどりの村」、プラネタリウムをイメージして丸太を組み上げた高いドーム天井の大浴場がある「峠の湯びほろ」なども訪れたいスポットです。
オホーツク管内のほぼ中央部に位置し、女満別空港へは車で10分と交通アクセスに優れた美幌町。中心市街地に商工業、金融、医療、教育、官公庁の出先機関が設置されるとともに、網走川と美幌川の流れに沿って拓かれた美幌原野とその豊かな実りによって栄え、発展してきた、農業を基幹産業とするまちです。
なんと言っても「美幌峠」からの眺めは絶景で、北東に屈斜路湖、その向こうに摩周岳と斜里岳が峰を連ね、南西には大雪連峰をはじめとする大パノラマの眺望が楽しめます。特に日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖は、深い緑色の水面が刻々と色彩を変え、幻想的な世界を映し出してくれます。また、33haの森林公園や博物館、農業館のある「みどりの村」、プラネタリウムをイメージして丸太を組み上げた高いドーム天井の大浴場がある「峠の湯びほろ」なども訪れたいスポットです。
★網走市
四季の自然に恵まれた網走市は、遠くシベリアから数千㎞を旅してオホーツクの海を真っ白い大地のように変える流氷を堪能できるまち。流氷観光砕氷船「おーろら」は、分厚い流氷を豪快に砕きながら進む迫力のクルージングが味わえ、運がよければ、威厳に満ちたオオワシや可愛らしいアザラシの姿も。さらに、海沿いの濤沸湖畔には越冬のため南下する白鳥が飛来し、北浜・白鳥公園ではマガモやガンなどのバードウォッチングも可能。凍った網走湖の上では、氷に穴をあけての「ワカサギ釣り」が楽しめ、湖上に色とりどりのテントが立ち並ぶ姿は冬の風物詩として定着しました。
ウインタースポーツも、スキーやスノーボード、スケートはもちろん、オホーツク海や知床半島を一望しながらの歩くスキーにチャレンジできるなど、大自然に囲まれた地域ならではのレジャーを満喫できます。
四季の自然に恵まれた網走市は、遠くシベリアから数千㎞を旅してオホーツクの海を真っ白い大地のように変える流氷を堪能できるまち。流氷観光砕氷船「おーろら」は、分厚い流氷を豪快に砕きながら進む迫力のクルージングが味わえ、運がよければ、威厳に満ちたオオワシや可愛らしいアザラシの姿も。さらに、海沿いの濤沸湖畔には越冬のため南下する白鳥が飛来し、北浜・白鳥公園ではマガモやガンなどのバードウォッチングも可能。凍った網走湖の上では、氷に穴をあけての「ワカサギ釣り」が楽しめ、湖上に色とりどりのテントが立ち並ぶ姿は冬の風物詩として定着しました。
ウインタースポーツも、スキーやスノーボード、スケートはもちろん、オホーツク海や知床半島を一望しながらの歩くスキーにチャレンジできるなど、大自然に囲まれた地域ならではのレジャーを満喫できます。
★斜里町
オホーツクの最東部にある斜里町は、世界自然遺産に登録された「知床」で知られ、知床の森を守るナショナルトラスト運動にも長年取り組んでいます。北に100㎞を超える海岸線、東南に知床連山を擁する弓状三角形の地勢を有しており、知床半島を羅臼町と２分しています。半島の周辺海域は、北半球で最も南まで流氷が押し寄せる海で、流氷がもたらす特異な生態系と多様な動植物の生息が最大の魅力。この知床特有の自然や海の幸を求めて年間約150万人の観光客が訪れています。観光の中心であるウトロ地区から車で20分ほどの知床五湖では遊歩道が整備され、より身近に自然を観察することができるようになりました。
観光業の他に、農業と漁業も斜里町の基幹産業。日本の穀倉地帯の一つであり、漁業ではサケ・マスの水揚げが日本一。これら第一次産業と一体となった食品加工業もたいへん盛んです。
オホーツクの最東部にある斜里町は、世界自然遺産に登録された「知床」で知られ、知床の森を守るナショナルトラスト運動にも長年取り組んでいます。北に100㎞を超える海岸線、東南に知床連山を擁する弓状三角形の地勢を有しており、知床半島を羅臼町と２分しています。半島の周辺海域は、北半球で最も南まで流氷が押し寄せる海で、流氷がもたらす特異な生態系と多様な動植物の生息が最大の魅力。この知床特有の自然や海の幸を求めて年間約150万人の観光客が訪れています。観光の中心であるウトロ地区から車で20分ほどの知床五湖では遊歩道が整備され、より身近に自然を観察することができるようになりました。
観光業の他に、農業と漁業も斜里町の基幹産業。日本の穀倉地帯の一つであり、漁業ではサケ・マスの水揚げが日本一。これら第一次産業と一体となった食品加工業もたいへん盛んです。
★アクセス
★オホーツク圏での「ちょっと暮らし」をお考えの方は、ぜひこちらをご覧ください。
＞喫茶室 豆灯（2012） ＞Cafe Grass Roots（2013）
2011年12月に発売したReplan北海道vol.95でも特集した「オホーツクの住まい」。この取材撮影中に、Replan編集部スタッフたちが立ち寄った、おススメの場所をご紹介します。（情報は取材時のものです）
 | ★何だコレ！？ 旧中湧別駅の跡地に建つ「文化センターTOM（トム）」。多目的ホールや漫画美術館を備えた施設で、TOMという名称には、T＝チューリップ、タウン、トータル等、O＝オホーツク、オンワード等、M＝漫画、ミュージアム等の意味が込められています。建物の前にある町民からの寄贈のオブジェ…。巨大な球体が水の力で浮き、回転しています。不思議な仕組みです。 文化センターTOM 紋別郡湧別町中湧別中町3020-1 TEL 01586-2-2188 |
 | ★ビッグサイズ！ ソーラーパネルといえば、普通は住宅の屋根に載せるもの。がしかし、ここ湧別町では、それぞれの住宅の敷地面積が広いため、到底、屋根には載せられない枚数のパネルを敷地に設置するケースがほとんどで、太陽光発電の採用住宅が多い地域でもあります。 |
 | ★全国３位！ 北海道内で最も大きな湖「サロマ湖」。琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本で３番目の大きさです。漁業法上は海面に指定されているので、ホタテガイ、カキの養殖が盛んで、サケなどの魚類やホッカイシマエビなども産出。この日は天気が良く、湖面がキラキラと輝いていました。 |
 | ★サロマ湖畔でランチ 湧別町から美幌町への移動中、サロマ湖を一望しながら和・洋・中華・インド料理が楽しめるお店でランチタイム。ホタテフライ定食は大きくてプリプリのホタテに、ご飯がボリューム満点でした。 レストラン彩湖 紋別郡湧別町字志撫子6-2 道の駅「愛ランド湧別」に併設 TEL 01586-8-2455 |
 | ★「お疲れさま！」で夕食スタート 宿泊ホテルに近く、これぞ居酒屋！という、コストパフォーマンスの高いお店。泡盛の種類も豊富かつリーズナブルで、ついつい進みます。冷酒を頼むと、竹筒に入って出てきましたが、そのサイズには、一同びっくり！ 郷土料理 富士 網走市南4条西1丁目 TEL 0152-44-7635 |
 | ★明日へのパワーチャージ 食事の後に少しだけ…と立ち寄ったのは、間接照明で雰囲気良くまとめられたお店。女性客が多いのも納得です。居心地のよい空間で提供されるのは、旬の食材を厳選した創作一品料理。この日は新鮮野菜のピクルスが絶品でした。 四季旬菜居酒屋 さわ 網走市南3条東1丁目 TEL 0152-43-2645 |
 | ★時間のない中ランチに選んだのは？ 美幌町を抜けて美幌峠に向かう国道沿い。広い店内奥には座敷もあり、子ども連れでもゆっくり安心して食事が楽しめるほか、時折ピアノのミニコンサートも開催されます。定食・丼物・麺類など豊富なメニューから選んだのは、若鶏のジンジャーソース。 美幌亭 網走郡美幌町字稲美150-9 TEL 0152-73-3940 |
 | ★オホーツク締めくくりの夜—反省会 美味しいお料理に店員さんの気遣いも嬉しい、ゆっくり会話を楽しむのにピッタリな雰囲気のお洒落でスマートなお店。豊富なお酒のラインナップには、流行前から梅酒もたくさん含まれていたそう。ほろ酔い気分で、今回の取材撮影の反省会も終了！ 「リトリート」隠れ家という名の空間 北見市北3条西2-16-6 工藤ビル1,2F TEL 0157-26-1888 |
１年を通して豊かな自然に包まれるオホーツク地域。
季節ごとに快適な暮らしをおくるためには、気候風土にマッチした住まいが不可欠です。
地元に根ざしたオホーツクのビルダーは、冬の厳しい寒さのなかでも安心して住まえる性能と、心潤う暮らしを提案するために、日々、研鑽を重ね、技術の向上に努めています。
各市町では、住宅取得のためのさまざまな補助を行っています。
詳しくは、各市町、またはビルダーまでお問い合わせください。
 | （株）石川建設 網走市潮見2丁目6番7号 TEL：0152-43-0030 |
 | （有）児玉建設 北見市光西町195-8 TEL：0157-25-9239 http://kodama-home.com/ |
 | （株）高橋工務店 網走郡美幌町字美禽328-72 TEL：0152-73-4617 http://takaha4.com/ |
 | （株）竹口組 北見市山下町4丁目2番8号 TEL：0157-23-6438 http://www.takeguchigumi.jp/ |
 | （株）千葉工務店 北見市西三輪6丁目2番地1 TEL：0157-36-8500 http://www.fp-chiba.com |
これらビルダーの住宅事例は、発売中のReplan北海道vol.103「エリア特集：オホーツクの住まい」でご紹介しています。
★「オホーツクの魅力2012」はコチラからご覧いただけます。
★「オホーツクの魅力2013」はコチラからご覧いただけます。
