住宅雑誌Replan（リプラン）

北海道Ｒ住宅仕様だから
ずっと安心、あったか

札幌市白石区・Ｔさん宅　設計・施工／（株）札都

築30年以上でも
まるで新築のような
住まいに再生

　奥さんが「せっかく家を持つならママ友の近くで」と、インターネットなどを利用して物件を検索。タイミングよく、希望のエリアで札都がリノベーション住宅を公開していたため、さっそく見学してみることに。
　同社は、新築はもちろん、既存住宅の再生にも力を注ぎ、たとえ経年していても、寒さ厳しい北国で快適に暮らせる家に生まれ変わらせることを得意としています。実績面でも高い評価を受けており、今回の物件も昭和55年に建てられたものですが、工事前に検査人による検査を受け、Ｑ値1.6以下、Ｃ値1.0以下という新築の省エネ基準をもクリアした住宅に、見事蘇りました。
　照明の使い方一つにしても、若手設計者のみずみずしい感性が光っており、室内のシンプルな色使いは長く住んでいくのに嬉しい配慮。性能面プラスαの部分も信頼できます。１階は家族が集うＬＤＫになっており、採光も十分に確保。２階はプライベートなゾーンになっています。
　遊びに来るママ友たちが「どこから見ても新築のようね」と、驚きを隠さず、Ｔさんの「家族３人、夢が広がっています」との言葉からも、嬉しさあふれる気持ちが伝わってきました。

Reform Point

札都は性能向上リフォーム「北海道Ｒ住宅」を手がけており、その高水準の技術を発揮して再生。

基礎と柱を残して一度スケルトン状態にし、全面改修。断熱、気密の性能を上げ、ずっと暖かい家を目指しました。

対面キッチンにするなど、家族とのつながりを大切に。家事動線を重視し、適切な場所に収納を設けました。