住宅雑誌Replan（リプラン）

リノベーションのテーマは
ナチュラル・アンティーク

札幌市豊平区・モデルハウス　設計・施工／竹内建設（株）

雑貨を飾りたくなる空間。
造作もセンスにあふれ
しかも住宅性能にこだわり

　「立地条件のいい場所にある中古住宅を、新しい住まい手が快適に暮らせるように」。今回、竹内建設が手がけたリノベーション住宅「新築二世」は、学校や商業施設が近隣にあり注目度の高いスポットでもある福住エリアです。
　断熱・気密など性能面の向上を図ったのはもちろんのこと、北海道Ｒ住宅に取り組んでいるだけに、同レベルの施工が行われています。これなら長期的にも安心。資産価値も上がる工事内容となっています。
　同社にはコーディネーターが在籍し、自社ブランド「ココティーク」は子育て世代のママが住んでみたい空間を見事に表現していると評判。今回のリノベーション住宅でもそのプロならではのセンスを発揮し、素材や造作へのこだわりが生む安らぎ感を取り入れています。
　吹き抜けのある、ゆったりした空間にアンティークな表情をプラスしているのも特長。それでいてナチュラルな風合いをベースにこれから住むご家族が自分らしさをプラスしやすいよう配慮されています。
　充実した収納、暖房はエコジョーズを採用し経済性への配慮など、これまでの実績から暮らす人の目線を取り入れた嬉しいプランが満載。環境面からも既存住宅を上手に、次の世代につないでいこうと考えるリノベーション支持派の感性に響くモデルハウスと言えそうです。

Reform Point

北海道R住宅を手掛ける会員としての知識と技術力を持ち、耐震性、断熱性などにおいて築30年でも新築同様に仕上げた。

1階は21ミリ厚のフレンチパインのフローリングに、白を基調にしたオリジナルキッチンを組み合わせ、ナチュラルなアンティークに。

タイル張りの外塀が良好な状態だったため、塗り壁の質感で調和が取れるようにした。使えるものは壊さずに再利用するのも大切なポイント。