住宅雑誌Replan（リプラン）

エコロジカルに暮らす
築35年の再生住宅

札幌市北区・モデルハウス　設計・施工／（株）札都

発電量と電力使用量を見ながら節電できる
太陽光発電のある家

　ＪＲ駅にほど近い閑静な住宅街に建つ築35年の木造住宅をリノベーションした、札都のモデルハウス。太陽光発電システムを設置した、エコに暮らせる住まいです。
　「陽あたりが良く快適な空間で、住む人の個性を生かした家づくりは今や当たり前のこと。これからは省エネに暮らせてランニングコストとＣＯ₂排出量を低減した住まいであるべき」という平田勝社長の考えにより、太陽光発電の発電量と使用電力量が見れるモニターつきという、家族で気軽に節電できる、プラスワンのリフォームが施されています。
　既存の建物をスケルトンにして耐震補強と断熱・気密工事を行っているので、新築と変わらない耐久性と暖かさが備わり、試算した年間発電金額は14万円弱、ＣＯ₂の削減効果は１２５０㎏─ＣＯ₂／年となっています。
　新興住宅街の家とは違って、アクセスや利便性の良い成熟した街に暮らせるのがリノベーション住宅の利点。さらに、最新の設備機器を搭載してエコな暮らしができる費用対効果の高さなど、リフォームを検討中なら見逃せない提案やキャンペーンなど、見どころがいっぱいのモデルハウスです。

Reform Note

無落雪屋根の片側を立ち上げて、ソーラーパネルを設置。室内のモニターで発電量と電力使用量を確認できるので、家族で気軽に節電に取り組め、CO2の排出を抑えたエコロジカルで経済的な暮らしが可能に。

住まいの中にたっぷりと陽射しを取り込み、冬は省エネで暖かく過ごせることを考慮して窓の配置を決定。外の視線を遮りながらも、光を取り込む高さや大きさにも配慮がなされている。

家族が集うLDKは、東と南に窓を設けて朝から明るい陽光が射し込む心地よい空間に。家事をしながら会話もできる対面キッチンなので、家族で楽しい時間が過ごせる。