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*新築事例:一押し住宅

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イチ押し


外観

家族それぞれの心地よさを考えた2世帯住宅

10年来の「思い」が結実した
こだわりの住まい


■宮城県・Sさん宅

■家族構成/夫婦40代・子供2人・両親
■設計施工/(株)イトックス一級建築事務所
TEL : 0220-28-3348
HP : http://www.kk-itox.co.jp
E-mail:[email protected]




 「いずれ両親と同居することを前提に、もう10年くらい前からどういう家にしようか考え、基本的な間取りなどは大体決めていました」と奥さん。それが、1階に家族みんなが集う広々としたLDK空間とご両親の居室、2階に子世帯となるご夫妻とお子さんの部屋を配するというもの。生活様式は洋風ですが「やはり畳もほしい」ということで、リビングには独立した茶の間も配置。「ただ全く別々の部屋にはしたくなかったので、オープンな空間に2つのコーナーを設けた形になっています」。
 1階の2間続きの和室は、実は当初の予定にはありませんでした。というのも、和室は特に材料などの善し悪しが顕著に現れるため、中途半端になるなら必要ないと考えたのです。けれども、イトックスの伊藤社長の「責任を持ってやらせていただく」という言葉を受けて設けることに。結果、9寸角のヒノキの大黒柱やイチイの床柱、秋田スギの天井など、厳選した材料がふんだんに使われた見事な造りの和室が出来上がりました。「実際に完成した部屋を見たときには、伊藤社長が胸をたたいただけのことはあると感心しました。両親も喜んでいます」。
 そのほかにも、ダイニングテーブルや椅子、茶の間のテレビ台などに至るまで、幅・高さ・色・デザインを指定して特注するなど、あちらこちらに強いこだわりが見られます。「イトックスさんは建物そのものの設計はもちろん、建具や調度品なども『自由度』が高いので、カーテン一つにまで目いっぱい、わがままを言わせていただきました」。目に見えるものすべてが気に入ったものであってほしい、という願いに応えた住まいが完成したようです。





↑落ち着いた外観。外壁の乾式タイルを選ぶのに、メーカーへ4〜5回も足を運んだそう。
↑玄関のアプローチ。スロープを設けたバリアフリー仕様。



外観↑8畳2間続きの和室。伊藤社長曰く「清楚な中に風格が感じられるように仕上げた」。



外観↑2間続きのうちの奥の和室。床柱は9寸角のイチイ、書院の障子は麻の葉模様の千本格子に。



外観↑約26畳の広いLDK空間。2.9mある天井高も空間を広く見せる演出をしている。右側の格子の向こう側が、畳敷きの茶の間スペース。



外観↑1階リビングの見返し。高い天井に合わせて、特注で製作した大きなステンドグラスの引き戸は奥さんのお気に入り。




↑リビング・ダイニングから続く「茶の間」スペース。ここだけで8畳+αの広さがある。
↑2階・子世帯の主寝室。ここだけでなくご両親の居室や子ども部屋など、個室にはすべてロフトを設置。



■玄関ホール。右手がリビング、左側は和室へと続く。上がり口にはケヤキの一枚板を使用。 ■2階・子世帯のキッチン。天井の高さを利用して、収納のためのロフトも設けた。 ■天窓やステンドグラスの連窓など、光の表情も豊かな2階スペース。




外観



■宮城県・Sさん宅

■家族構成/夫婦40代・子供2人・両親
■設計施工/(株)イトックス一級建築事務所
TEL : 0220-28-3348
HP : http://www.kk-itox.co.jp
E-mail:[email protected]




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