出会いから暮らしづくりまで「私が道工房さんを
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きっかけと選んだ理由夫婦で30数年ずっと仕事一筋の生活をしてきました。これまで家を住まいとして考える余裕もなく、ふと気がつけば、老朽化した家は、寒くて暗くとてもくつろげるような場所ではなくなっていたんです。庭の雑木林もジャングルのようで、リビングには一切光が入りませんでした。これからの老後を考えると、そんな家で暮らすのはあまりに辛すぎる。そこで明るく暖かい家にしたいとリフォームを考えたときに浮かんだのが、リプランで知っていた道工房さんです。ちょうど帯広で広瀬さんの話を聞く機会がありました。そこで出会った広瀬さんの、リフォームのことを語る気取りなく真摯な姿に、心から信用できると感じ、建て替えをお願いすることになったんです。 |
↑あかりが灯れば幻想的になる夜のたたずまいも美しい 窓から漏れる暖かいあかりと、庭の路のあかりが、ドラマチックなアプローチを演出。 |
↑Before | ↑Before | |
↑ワンクッション置くことで庭の景色をより眺めやすく 庭と建物の間には石畳を設け、庭木が生い茂ってもリビングへの光を遮らないよう設計。ウッドデッキはこの夏、大活躍。 |
↑リビングのワイドな窓から、前に広がる自慢の庭を一望 四季折々、朝夕に表情を変える自慢の庭の大パノラマが楽しめる。それはまるで一枚の絵画のような美しさ。 |
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リプランが取材に伺いました 幹線道路の脇にあるとは思えない、奥行きのある広い敷地。足を踏み入れると、素敵な庭とウッドデッキが目に入り、建物と庭の間に設けた石垣の路は、訪れた人の心を住まいの空間へと誘います。リビングにお邪魔して、さらに驚きは倍増。さきほどの庭が大パノラマとなって、リビングのワイドな窓いっぱいに広がります。まさにこの家の主役はここだと実感。 |
Mさん・リフォームしてみて…歳をとって、年々いろんなことができなくなる。それを感じたときに、老後を意識しました。細かな要望は言わずにお任せしたのですが、これからの生活を重視したいという希望を汲んで工夫をこらしてくれ、いい家が出来ました。外国に行っていた息子も帰ってきまして、夏にはデッキでビールを飲みながら、ずいぶん話をしましたよ。 |
↑念願のスタジオも完成し、 こまごました趣味のものを一括収納 写真やビデオの撮影が趣味のご主人のスタジオも完備。雑然としがちな機材や、これまでに撮った作品なども造作した棚にすっきり収納。反対側の壁はそのままスクリーンとして映写できるようになっている。 | ↑リビングから続く和室は、 シンプルでモダンな雰囲気 縁のない琉球畳を敷き、仏壇も収納式にして、すっきりとシンプルでモダンな和室に。扉を開け放すとリビングからの続き間に。障子もオリジナルで製作。 |
↑ユーティリティスペース 作業台兼収納を中央に配置。奥はトイレ。廊下側と2方向出入口になっているので便利! | ↑雪をすべて建物の背後に落とす 片流れ屋根で、冬の負担も軽減 積雪量の多い帯広。雪対策も冬の暮らしを大きく左右する重要なポイント。屋根は建物の背後に雪が落ちるよう計算され、落雪スペースも確保。 |
↑LDKは仕切らず、ワンフロアで広々と使える空間に リビングとダイニング、キッチンは壁で仕切らず、高さを抑えたアールのパーテーションでやんわりと視線を遮り空間分け。夏に大活躍したウッドデッキへは、キッチンから出入り。 |
↑壁の向こうは家族用玄関。 大容量の収納を備えて 壁一面を収納にしたシューズロッカーは、仕切り壁で目隠し。靴をはじめ玄関まわりのこまごましたモノを全て収納できる。 |
↑来客用と家族用、 2つの玄関ホールを使い分け ふいの来客にもあわてることなく、常にすっきりと片づいた状態を保てる。 |
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建て替え前の調査でお伺いしたときは、広い敷地が災いして庭とは言えないほど荒れ放題となっており、住まいも老朽化が激しく限界にきておりました。家づくりは住む人が喜びを感じる暮らしを実現するためのものであり、その人の人生をも左右しかねません。春には若葉が芽生え、夏は友人とビールにバーベキュー、秋は紅葉を楽しみ、冬には目の前の雪景色が”いいね”と言える暮らし。四季折々の移りゆく自然のドラマの中で、ご夫婦が仕事一筋に歩んできた人生を振り返りながら、この家を自分たちへのご褒美として楽しんでいただければと思います。 |
■音更町・Mさん宅
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