住宅雑誌Replan（リプラン）

　家の前の道路拡張工事による用地買収に伴い、新たにカーポートをつくる必要が出たのを機に、住まいをリフォームしたＦさん。
　「数年後には娘たちは独立して家を出て行くかもしれないし、私の母と同居することになるかもしれない…。自分たちも年を重ねていくことから、どう変わるかわからない将来を見据えてフレキシブルに対応できる住まいにしたかったんです」と語るご主人。
　３階建ての住まいの２階に、ＬＤＫと和室というくつろぎの場とバスルーム。１階にはご夫妻、３階にお子さんたちの個室を配して、各個室とリビングには灯油ＦＦストーブを設置しました。
　「灯油にこだわったのは使用しなくなれば点けずに済むからです。子どもたちが独立したら１階と２階だけでも快適に生活できるし、階段が負担になったときには１階だけで暮らせるようにと、キッチンとシャワールームを設置しました。母と同居することになったときにも使えますからね」
　特にこだわったのは次世代型石油給湯システムの「エコフィール」。リビングは、冬の日中は暖かい空気がサンルームから取り入れられるので、エコフィールの温水床暖房だけで過ごせてしまうとか。お風呂の追い焚きもできる便利な機能や、暮らしにあわせて省エネな暖房ができる住まいに大満足です。